悲劇の夫かはたまた完全犯罪か
のぞきからくり 「ロス疑惑 疑惑の銃弾」 「三浦和義物語」 ロックバージョン(2000年版):昭和ロマンを楽しむ会
1981年に三浦和義の当時の妻(三浦一美)がカリフォルニア州ロサンゼルスで何者かに銃撃されて意識不明の重態となる事件が発生し、自らも足を撃たれて負傷した。当初マスコミは「悲劇の夫」として三浦を扱った。1982年11月に、妻が死亡したことで、この事件の報道は収束した。
しかし、1984年に『週刊文春』をはじめとするマスコミにより「保険金目当ての殺人」であるとの報道がなされた。
経緯
1981年8月31日、輸入雑貨商を営む三浦和義が妻(和美)とロサンゼルス旅行中、宿泊していたリトル東京のホテルの部屋で妻が一人になったとき、アジア系の女性によって頭部を鈍器で殴打され妻は軽症を負う(殴打事件)。
同年11月18日午前11時5分頃(現地時間)、三浦夫妻はロサンゼルス市内の駐車場で2人組の男に銃撃され、妻は頭を撃たれて意識不明の重体。夫の三浦も足を撃たれ負傷した(銃撃事件)。
1982年1月、三浦は「悲劇の夫」として日本のマスコミに登場した。妻は日本に移送され大学病院に入院したが意識が戻ることはなく11月に死亡した。三浦は、保険会社3社から計1億5500万円の保険金を受け取った。
日本での審理
東京地裁:無期懲役
東京高裁:証拠不十分で無罪
最高裁:2003年3月に無罪となり、銃撃事件の日本における三浦の無罪が確定した。
アメリカでの審理
2008年2月22日にアメリカの自治領であるサイパンにおいて三浦は、現地に出向いていたロサンゼルス市警の警官に殺人容疑で逮捕された。2008年10月10日にサイパンからロサンゼルス市警に身柄が移送された。しかし、同日にロサンゼルス市警内の留置所にて三浦が首を吊っているのが発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
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